最近ボスがカラオケで,はまっている曲がある.
アンジェラアキの「手紙」.
ボスは「十五」をひっくり返して,「五十の僕には誰にもはなせない 悩みの種があるのです〜」と歌う.ちょっと重すぎて「えっ,リストラが言いにくいですか?それとも?」と,まともに聴くことができないです.
15というのは,もう何十年も前の経験であるけど,やっぱり,そのときというのは特別なのかもしれませんね.20年後の自分でも,その何年後から見たらどうなのかと思うけど,でもやはり,中学生というのはちょっと特別な時期かなあ,と.ある意味,一番純粋な時期なのかもしれないすね.
十何年前に母親が中学生相手の塾をしていたことがあり,あるとき「なんで,そんな一番扱いが難しいときを相手にするんかいな」と言ったことがあるけど,「中学生が,一番純粋で一番おもろい」なんていう答えが返ってきた.そのときは,言うことを聞かない中学生に手を焼いていたので,とてもそんな気になれなかったので,そんなもんかいな,と思ったけど,分かりのよい(ある意味よすぎる?)学生さんを相手にするようになった今ではそういうのも,ちょっとだけわかるような気もする.
中学生のころの純粋な勢いは,その後の社会の洗礼を受けて,だんだんとフツーになっていくのだろう.
さて,ちょうど今,卒論・修論の発表練習ということで,「そんなんいわれてもわからんへん」などと,洗礼をする方をする方になっているのだけれども,願わくは,勢いを殺さないようにしたいものである.
十五の自分への手紙?
ちょっとまだ生なましすぎてまだ無理っす.
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