スラドに
「確率的コンピューティングでパフォーマンスをブースト」
なる記事が紹介されていた.
なんと,柳田先生のゆらぎプロジェクトで目指しているものではないですか.
がんばれゆらぎプロジェクト!
こういうチップでロボットのプログラムをすると,やはり全然これまでのアルゴリズムとは
全く異なる発想が必要になるんでしょうね.
1+1=2のような四則演算を正確にすることは
生物には難しいのだけど,コンピューターには簡単で,
その正確なコンピューターを使って生物の知能を作る過程は
ちょっと矛盾しているんじゃないかと思うこともあります.
例えば,歩行のコントローラーをつくるために,CPGモデルを
つくるときにでも,非線形モデルを使った CPG モデルはリズム調節が
できるからよいのだけど,それをマイコンなんかで組もうとするなら,
最初からついているタイマーの機能を使ってしまった方が簡単にできるんじゃないか,とか.
ヒトの認知機能もノイマン型コンピューターをもとにつくる,ということになるから
なかなかパフォーマンスが設計者視点で作ったものに勝てないんじゃないか,とか.
(ちょっと言い過ぎか?)
確率的なプロセッサがでてきたときに,すぐに適用できるようなアルゴリズムを
考えていかないとあかんのやろうなぁ.
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