2013-03-29

久々に投稿

久々にこちらに投稿.
といっても,Facebook の方も最近はほとんど書いていない.
「いいね!」なんていう他人の目というものを意識するとどうもいけない.
Twitter も情報量にげんなりしてしまう.
過剰なコミュニケーションというものに疲れてしまっているのかなぁ.
ということでブログの方にちょっと戻ってみる.
こっちは反応のない気楽さがよい.

最近,トイレ文庫には「知の逆転」という本をおいている.

その中のチョムスキーの科学に対する意見はおもしろい.
科学は人間の「何が正しくて何が正しくないのか」
「死ぬということは塵になるということなのか」などの疑問には答えを与えてくれない,という.

昨日は大学の後輩のお通夜に行ってきた.
彼とはもう何年も会っていなかったのだが,2年ほど前からずっと入院していたらしく
2歳の娘さんと奥さんを残して若くして亡くなってしまった.
お通夜でお坊さんが最後の説法?で,
お寺に多大な寄付をしていただいてる檀家の息子さんということもあって,
日々お経をあげて回復を祈っていたのだが,ついに帰らぬ人となってしまった.
自分のやっているお経というものはなんなのか,宗教というものはなんなのか
ということを考えざるをえない.ということを言って嘆いていた.

脳科学というものが宗教に代わってなにかそれらしい答えを用意してくれる
とまでは思えないが,答えを探さざるを得ない人間の特徴がどこに根ざしているのか
くらいまでは知りたいと思う.

亡くなった後輩に5年ほど前に最後に会ったときに,
内容はもう覚えていないのだが,なにか運命論的なことを話していたように思う.
理系なのに,少し宗教っぽいことを話すなぁ,と感じたのを覚えている.
彼は最後に人生に対してどのように感じたのだろうか,そんな話を生前に会ってもっとしておきたかった.

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