出張に論文の修正などを持っていったりしましたが,
やはり?できるはずもなく,なんとなくストレスが溜まって
帰ってきたというところです.
ロボット学会,エラトーの研究会,意識の研究会,神経回路学会...
うーん.たくさん行ったけど,振り返って何が残っているか?
<ロボット学会>
菊T様と昔やった研究で論文賞を頂きました.
浅D先生に寝かしておいて頂いたおかげで
(菊T様卒業後,机の上に一年ほど放置されておりました)
その間に熟成が進んだのでしょうか.
このタイミングだったからこそ頂けたのかもしれません.
さすが浅D先生,先見の明有りです.
いやはや,それにしても,こんな賞の類いとは一生無縁だろうと思っていただけに,
驚きとうれしさでいっぱいでございました.
<エラトー研究会>
虫明先生のサルの道具使用に関する研究について拝聴する.
運動野の高次(運動前野)には,運動コマンドとしての方向ではなく,
視覚での運動方向として運動指令を表現している領域があるようだ.
一方で,持っている道具など,おかれている状況についても,
判断している領域が運動前野にあるとのこと.
むーん.自分の研究とどのように合わさっていくのかなぁ.
<意識の研究会>
意識の研究会とは何が話し合われるのかと思って行ってみましたが..
意識という現象に関わる神経活動の証拠探しというのが,
やはり真面目な科学の方向なのですねぇ.
そんな中でも,日本大学の先生の話はおもしろかったです.
植物状態の患者さんの脳幹を電気刺激することで,
これまで絶望視されていた患者さんでも,
数ヶ月後に意識が戻るようになるという治療法の紹介でした.
NHK でも紹介されていたみたいですね.
植物状態のときは,叩いても揺すっても,まったく反応のない状態なのですが,
数ヶ月後に治療によって回復した患者さんが家族に対して応答する様子を
動画で紹介されていましたが,これは本当に印象的で,
「まさにこれぞ意識」と,目の覚めるような研究でございました.
海外からも,Christof Koch をはじめとする多くの有名な
研究者が招かれておりましたが,皆興奮している様子でおもしろかったです.

<神経回路学会>
BMI よりの研究がはやりはじめているんですねぇ.
ネコもしゃくしも統計的手法へ.
まぁ,そんなもんですよ.

今回はそうそうたるメンバーによるパネルディスカッションが開かれました.
しかし,期待していたディスカッションは時間不足のため行われず,とても残念でした.
それはそうと,
なぜか樽の多い倉庫に迷い込んでしまいました.
とても麦のにおいがよく,
こうやって何年もかけて熟成されていくのだなぁ,と.ン?



待ちに待った肝心の試飲は,バスの時間がなくて,味わう間もありませんでした.
「今回の試飲では,味わいがそれぞれ異なる5つの種類の◯◯を用意させていただきました.
まず最初は....
という説明の間も,「そんな説明はいいから早くはじめてよー」と気が気でありません.
「それでは,どうぞ,それぞれの風味の違いを感じながらお楽しみください.」
という言葉がを聞くがはやいか,試飲コーナーへ!あと2分しかない!
たった2杯だけ喉に流し込んで,バス乗り場まで猛ダッシュ.
動き出していたバスの運転手さんに,必死に手を振り,なんとか乗せてもらいました.
えぇ,すっかり回ってしまいましたとも.
そんなこんなの慌ただしい9月でございました.
そして明日からは10月...
久しぶりに来ました。
返信削除おめでとうございます。^^
ありがとうございます.
返信削除今回,ロボコンの創始者である森先生と
ロボカップ日本委員会の方々も,賞をもらっておられましたよ.
おかもと様も,楽しい個性的なロボットで
また皆を楽しませていただけることを願っておりますよ!